自分のための石を選ぶのに、特別な決まりはありません。
「どうぞ、どれでもお好きなものをお選びください」というのが、唯一言えることです。
めずらしい形や色のものは、一般に高価になりますが、値段が高ければ「いいもの」なのかと言うと、もちろんそんなことはありません。
といっても、いきなりズラリと並んだウインドウを前にすると、どれを選べばよいのやら、頭を悩ませてしまうことでしょう。少しでも気になるものを見つけたら、店員さんに申し出て、手に取って感触を確かめてみてください。
石の性質は、眺めているだけではわかりません。手に取ってみて、初めて相性の良し悪しがわかるのです。
石英は、ひんやりとすべらかな感触が特徴です。
いっけん似たように見えても、ガラスとは感触がまったく違います。
清冽な冷たさをたたえたクリスタルのうつくしさは、目で味わい、手で味わうものなのです。
インテリアのための置石とするならば、思い切って大胆でおもしろい形のものを選んでみるのも良いかもしれません。きれいに磨かれたものばかりでなく、掘り出されたままの姿の結晶もすてきです。
アクセサリーにするならば、大きさと重さに気をつけてください。
クリスタルは重さも硬度も手ごろで扱いやすい石ですが、アクセサリーにすると、手に持った印象よりも重く感じます。
特にピアスやイヤリングにする場合は、あまり重いと、身につけるのが苦痛になってきてしまいますので、小さめで形の良いものを選ぶようにします。
コレクション品とするならば、他に集めた石と大きさを揃えると、バランス良く見栄えのするインテリアになります。
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